テレビ放映で観ました。
テレビだと、CMが入ってしまって緊迫感が維持できないから、絶対DVDで観るべき!という意見もあるようですが、私はあの緊迫感に耐え切れなかったので、時々休みが取れてそれはそれでよかった。逆にあれだけCMで中断されても映画にのめり込めたのは、この映画がかなり作りこまれているからだと思う。
痴漢冤罪事件の裁判がメインで、とにかく色々考えさせられた。
原作となった「お父さんはやってない」を読みたくなったし、男性だったら、誰しもこのような事件に巻き込まれる可能性があると思うから、自動車通勤に切り替えただんなくんのことを少しホッとしたり、チビ太が犯人扱いされたら・・・と母親役のもたいさんの気持ちを考えたり。
裁判員制度がはじまるけど、まだまだ人事で、自分が裁判員に選ばれることはないだろう・・・と根拠のない理由を盾になにも知ることさえしていないけど、人が人を裁くということがどれだけ重いことなのか、改めて知る機会になった。
加瀬亮は、顔がスキ・・・って感じだったけど、演技もよかった。
ラストも・・・嫌いじゃない。