ラスベガス旅行記⑦
ラスベガスでカジノの次に楽しめるものは、エンターテイメントショーである。ホテルには劇場が併設されていて、日本でもお馴染みのシルク ドゥ ソレイユから、マジックショー、ものまねまからアダルトまでさまざまなショーが毎晩催されている。今回の旅行では以下の3つを楽しんだ。
■CRAZY GIRLS (リビエラホテル)
サーカス サーカスの道を挟んだ正面にある古めかしいホテル。初体験のショーはトップレスショーとなんとも私たちらしい笑。トップレスといっても、エロエロストリップというわけではなく、上品でセクシー。歌とダンスだけではなく、メキシカンのおじさんのパフォーマンス(超おもろい)、ややイケメンMCのトーク(たぶん下ネタ)などメリハリがある。お客さんはほとんどがカップル。日本人は私たちだけだった。こういうショーを観る機会はあまりないので、おもしろかった。
■MYSTERE (トレジャーアイランド)
この旅行で一番観てみたかったショーは「O オー」だったけど、さすがに一番人気だけあって、出遅れた私たちにチケットを購入することはできなかった。そこで、ラスベガスで一番長く上演されている、シルク ドゥ ソレイユのショー「ミステア」を観ることにした。キャンセルだったのか、当日にもかかわらず、前から2列目という非常によい席を確保することができた。開演少し前から客を楽しませる演出を盛り込んで、常に飽きさせない工夫をしている。日本でも「アレグリア」や「キダム」など、シルク ドゥ ソレイユのショーは時々上演されているが、今までは特に興味がなかった。どんなものかよくわからず観たのもよかったのかもしれない。「人間鍛えればなんでもできるんだな」という物凄いアクロバットに終始魅せられ、大満足だった。
■Jubilee! (バリーズ)
1981年から続いているロングランショー。ラスベガスらしい絢爛豪華なダンスレビュー。総勢100人の登場人物とこれでもかってくらいのトップレスダンサー。屋内劇場なのに、炎がでたり、タイタニックが沈没したり演出も派手。なのに、当の私ときたら疲れのせいか、ひどい睡魔に襲われ、船を漕ぎ出す始末。途中、何度かだんなくんに起こされるものの、頭は冴えず、半分くらいうろ覚えの箇所がある。隣のお姉さんにも笑われていたとか・・・。最後のほうにやっと睡魔も去り、宝塚のような(宝塚観た事ないけど)大階段や吊天井からわんさかダンサーが出てきてものすごく明るい照明とともに舞台終了。トップレスがあるので、18歳未満は入場禁止だけど、老若男女楽しめるものだと思う。